二番底をつけるか? [225先物]
年初からの波乱相場は2月に入ってもまだ続いている、不安定の原因はいつの日も相場につきまとい、投資家の心理も揺さぶるものである。
今回の波乱要因は、中国不安に始まり、原油安、米利上げペース、各国の金融政策などが入り交じってかなり複雑になっている。
こうなると中長期でもポジションをとりにくく、短期でも振り回されるという難しい相場のため、エントリーは慎重にならないと損切り連発で疲れきってしまう。
チャートは225先物日足ですが、年末からの下落で1月22日に16000割れまで突っ込みました。
この突っ込み時の前に、突っ込み買いの基準というタイトルで前回のブログに投稿しましたが、安値から2000の反発しましたので、少なくても500~1500はとれましたね。(前回のブログ突っ込み買いの基準参照)
ここからは本題のテーマ、「二番底をつけるか?」です。
相場の格言に「二番底は迷わず買え!」というのがありますが、大底を打った後の反転上昇の後必ず深押しが入るというのが定説で、ダブルボトムという形です。
一度リバウンドしてから安値割れのパターンもあります。
ここから大事な考え方としては、事前にこうなったら買い、思惑が外れたら安値割れで撤退、というようなことを決めて行動しなければなりません。
例えばリバウンドした事を確認後にエントリー、複数枚のエントリーで、+20、+40、+60、+80と分割利食い後に残りの玉は安値割れにストップ注文を置けば、もう負けなしです。
安値を素通りするパターンもありますが、この場合は買いの場面すらないですので手出しは無用です。
今回の解説はあくまでも二番底を意識したトレードの考え方ですので、当然ダウントレンドを意識した考え方の人もいますので、どちらが勝つかの戦いがいつのタイミングでも行われているのです。
チャートの値動きというのはこうした人間の集団心理のせめぎ合いによって起こるのですが、大事な事はシナリオを立てて行動し崩れれば逃げる、そこに先ほどの分割利食いを取り入れていけば、たとえシナリオが崩れたとしても勝って終われるんです。
売りか買いかをその場で考えてトレードをすると相場に振り回されて、特に今のようなボラティリティの高い乱高下の時は高値掴み安値売りで損切り連発で大きなダメージを受けます。
先物でもFXでもトレードの基本は一緒ですので、初心者の方や中々利益の上がらない方は、今相場がダウントレンドなのか、アップトレンドなのか、レンジなのかを判断して、ダウントレンドなら始まったばかりのなのか、もうそろそろ反転しそうなのかなどを掘り下げてその後のシナリオを立てて行動し、崩れれば即逃げる。
相場の世界は逃げるが勝ちなんです。逃げれない人は大怪我します、損切りできない人は相場で生き残ることはできません。
最後に季節要因というかアノマリーですが、2月下旬は何々ショックがよくある、その後3月下旬にかけて上昇していくパターンが多いみたいですが今年はどうなるでしょう?先の事を予想しても、決めつける事をしてはいけませんが季節要因やアノマリーは頭の片隅に入れておいた方がいいと思います。
ひとり言でした!
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