売りの難しさ [225先物ブログ]
相場の格言で「売りは早かれ!」 という言葉がありますが良く言ったものです。
8月後半からの日足チャートを見るとよく分かると思います。
チャートは225先物日足です
前半の赤い矢印部分を見ると急落の陰線が長く、その後の戻りも激しいですよね、5日線も9日線もサポート、レジスタンスとしては全く機能していませんので、戻りの目途を見極めるのは至難の業です。
後半の青い矢印部分は前半に比べて、一つの足の長さも短く、ゆっくりと高安値切り上げて上昇しています。
これが俗に言う「ブルとベア」というのもですね。
初心者の方は売りは難しいというのはこういう事なんです。 値動きも激しく切り返しもクイックで、考える時間も与えてくれませんし、戻りの目途も見極めにくく、やっとのエントリーでもデイトレ的なロスカット設定では即切らされしまう事が多いです。
逆にブル相場ではゆっくりと上下に振れて、ジリジリと上がっていきますので、考える時間も与えてくれますし、押しの目途も、5日線を割って戻すとか、9日線を割って戻すとか、30分足ボリンジャーバンド、60分ボリンジャーバンドのセンターラインで切り返す、下限で切り返すといったように切り返しが見極め易いんです。
相場経験の浅いトレーダーの方は無理をして「ベア相場」の難しい所で戦うより、下げるまで下げて、相場も落ち着いてくるまで様子を見て、価格が25日線に絡んでくるあたりからの買い検討でも遅くはなく、安全なんです。
相場経験の豊富な方でも売りは苦手と言う人多いようです。
逆に売り相場は動きが早い分、利確も早く、短時間で勝負がつくので好きだと言う人もいますので、一概には言えませんが、まずは初心者の方は買いから慣れて、その後に売りの練習をすればいいと思います。
ましてや、今はアベノミクスも手伝って、長期上昇トレンドの最中ですので買いに分がありますし(私個人の見解)、直近では年末に向けてのじり高相場になりつつあります。
今後も私の相場観やトレード解説等をブログにアップしていきますので(不定期)、参考になれば幸いです。
ひとり言でした!
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